横浜市のリフォームで使える補助金の介護保険の住宅改修費を使用する際の流れ
2021/07/03
はじめに
No.1
横浜市でリフォームの際に使える補助金はいくつかありますがその中の1つである介護保険の住宅改修費についてさらに詳しく解説していこうと思います。
過去に書いた介護保険の住宅改修費の記事もありますのでぜひご覧ください。
→横浜市でお風呂のリフォームに使える補助金制度 ~介護保険の住宅改修費 編~
その他横浜市のリフォームで使える補助金の記事は下のリンクより確認して頂けます。
補助金を使用する際の流れ
No.2
実際にどのような流れで補助金を使っていくのでしょうか。
まず横浜市HPより抜粋した内容をご紹介します。
(以下横浜市HPより抜粋:介護保険の住宅改修費について)
(1)ケアマネジャー等に相談(ケアマネジャー等が作成した理由書が必ず必要になります。)
ケアマネジャーがいない場合は区役所高齢(・障害)支援課に相談
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(2)住宅改修の内容について、事前に区役所保険年金課へ相談
受領委任払い取扱事業者に工事を依頼すると、利用者負担分を支払うだけで、工事をすることができます。(住宅改修工事は、登録事業者でなくても取扱いできます。)
受領委任払い登録事業者名簿を見る(事業者向けページへ移動します)
- ↓
3)区役所保険年金課へ住宅改修費の申請
工事着工前の事前申請が条件となります。
工事着工前に必要な書類
- 介護保険給付費支給申請書(エクセル:23KB) <記入例>(エクセル:28KB)
- 明細入力票3(エクセル:33KB)
- 住宅改修が必要な理由書(エクセル:23KB) <記入例>(エクセル:18KB)
- 介護保険給付の申請・受領委任状(受領委任払い事業者に工事を依頼した場合)
- 見積書
- 見積額内訳書(標準様式)(エクセル:13KB)、<記入例>(PDF:699KB)
- 見積額内訳書について
上記の標準様式、または各事業所ごとの様式を使用できます。
各事業所の様式を使用する際には、介護保険の対象工事6区分ごとに改修場所を明確にし、材料費・施工費・諸経費を適切に区分して記載してください。
- 見積額内訳書について
- 工事施工前の写真(日付の入ったもの)
- 完成予定の状態がわかるもの(写真又は簡単な図を用いたもの)
- 住宅改修に関する承認書(賃貸住宅など)(ワード:15KB)
- 賃貸契約書の写し(賃貸住宅など)
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(4)「住宅改修に関するお知らせ」受け取り
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施工・完成
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(5)住宅改修費の払い戻し(受領委任払い事業者に依頼した場合は手続き不要)
工事施工後に必要な書類
- 領収書(受領委任払いの場合は、被保険者に渡した領収書の写し)
- 工事内訳書
- 工事施工後の写真(日付の入ったもの)
- 住宅改修に係る総費用額明細書兼確認書(受領委任払いの場合)
なにやら複雑に難しそうなことが多く書いてあります。
もちろんこれらすべてが補助金の利用に必要であり欠かすことはできない工程なのですが、最も外してはいけないのが申請・相談のタイミングです
横浜市で補助金を使ったリフォームをする際は、必ず事前に申請・相談をする必要があります。
リフォーム工事後の申請では補助金は使えませんし、契約前にする必要があるのです。
リフォーム後に補助金のが使えることを知った場合は諦めるしかありませんが、契約してまだ工事を開始する前である場合は一度リフォーム業者に相談することをお勧めします。
発注や職人などの関係から難しい場合もあるかとは思いますが、できる限り柔軟な対応を取ってもらえると思います。
介護保険の住宅改修費を使う際の注意点
No.3
実際にこの補助金を使用するにあたり注意しなければならない部分がいくつかあります。
まずは使用回数の制限についてです。
この補助金は原則そして1人1回限りの使用しか認められていません。
そのため例えばほかのリフォームとまとめることでこの金額分の値引きをしてもらえるような状況であればそちらのパターンも検討して頂く事をお勧めします。
例外として、要介護度が3段階以上上がった場合や引っ越した場合に関しては再度使用できる可能性がありますので一度相談してみてください。
次に全額補助されるわけではないという点です。
過去の記事で詳しく書かせていただいておりますが、制度利用者の所得に応じて1~3割は自己負担となっています。
なので実質補助される金額は最大で18万円となります。
最後に給付方法が原則として償還払い方式であることです。
業者に対して一度満額支払いを行い、その後補助金がお客様の手元に戻ってくるという方式であるため一度はお客様に支払っていただく必要があるのです。
しかし、条件を満たせば利用者が費用の自己負担額のみを施工業者に支払い、補助金額分は市区町村が直接施工業者に支払う受領委任払い方式もあるので一度の支払いが難しい場合はこの方式を検討しましょう。
おわりに
No.4
いかがでしたでしょうか?
各自治体への申請や条件など様々な作業が必要になりますが、まず最初はリフォーム業者やケアマネージャーさんなどにご相談いただくのが一番確実です。
当社も補助金を利用したリフォームを喜んで承っておりますので、ご検討されている方はお気軽にご相談ください。
こういった補助金の申請に限らず、リフォーム時のマンションなどへの申請も私共でできる部分はすべてさせて頂きますのでご安心ください。
当社は横浜市都筑区を中心とした地域で地域密着でリフォームをさせて頂いております。
横浜市都筑区近辺でないお客様、横浜市外のお客様もぜひ一度ご相談ください!
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